ebay輸出とAmazon輸出。
経験したことがない人には違いがわからないかもしれませんが、やってみるとこれほど違うものもないです。
「副業でどっちかやってみようと思うんだけど~」
と岐路に立つあなたのために、実体験を交えてお伝えしますね!
ぶっちゃけebay輸出は現役ですが、Amazon輸出を3年前に辞めている私としては絶対的にebay輸出推しなんですけどね!
もう結論言っちゃったようなもんなんですけれどね!(笑)
目次
ebay輸出とAmazon輸出の違い
それではまず誰でも一度は耳にしたことがあるであろう「Amazon」様を使った輸出から、説明しちゃいます。
Amazon輸出とは
Amazonは日本以外にもアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアなど10以上の国で展開しています。
その国々に出品して販売することをAmazon輸出といいます。
.com(アメリカ)
.ca(カナダ)
.com.mx(メキシコ)
.co.uk(イギリス)
.de(ドイツ)
.fr(フランス)
.it(イタリア)
.es(スペイン)
なんかがあります。
販売方法を大きく分けると2通り。
「無在庫販売」と「有在庫販売」
「有在庫販売」も二通りあって、自ら発送するものと「FBA」というAmazonの倉庫に納品しておいて、そこから発送されるというものがあります。
私が主にやっていたのは「無在庫販売」でした。
もしいまどうしてもAmazon輸出をやらなければならない、となったら無在庫販売はやらないですね・・・(;^_^A
そのワケはまた後で。
ebay輸出とは
対してebay輸出。
ebayの知名度がいまいち低いのはAmazonのように日本にないから?かなぁ・・・。
(「セカイモン」というebay公認の市場はありますが、これもいまいち・・・)
ebayも.com以外に.ukや.deなど複数あります。
ebayも無在庫、有在庫で販売ができますがAmazonと異ってebay自体が倉庫などの拠点を持っていません。
なので有在庫でも自分が発送しなければなりません。
(近々FBAっぽいのができるという話はありますが、どうなることか)
ここがAmazonと大きく違うところになります。
Amazon輸出のメリット
Amazon輸出のメリットはなんといっても「始めやすい」こと。
AmazonはAmazonのグループコード、ASIN(Amazon Standard Identification Number)というのを持っていてそれがわかれば即出品ができます。
ASINを知っていれば、日本だろうがアメリカだろうがどこでも出品できるわけです。
すでに出品されている商品であれば写真や説明文を用意することもありません。
自分が販売したい金額を入力すれば、それで販売可能となります。
とってもイージー(笑)。
あとはAmazonの「販売力」!
ものすっごく売れます(苦笑)。
ホリデーシーズン(クリスマス商戦)のときなんか、ポケモンのぬいぐるみが1日で100個200個と売れちゃいます。
こんなに売れるのを自分ひとりで出荷してたら・・・寝る時間ないですよ。
倒れます(経験済)。
ebay輸出のメリット
なんでも出品できるところです。
とは言ってももちろん法的にとか禁止されているものはダメですよ。
ここにも書きましたが「ダメ」と言われているものはダメなので「ちょっとぐらいいいよね」なんて考えないように。
ebayはAmazonとは違ってASINのような統一されたコードはありません。
(AmazonはASINがないものは出品できないともいえる)
なので自由に出品することができます。
自宅にあるいらないもの・・・例えばこんなもの。
(これはいらないものじゃありません。我が家の大事な子です)
この写真をそのまま使って、出品することが可能です。
ヤフオク!と同じようにオークション形式で販売することができるので、もしもお宝商品をお持ちであれば「どこまで上がるかな~」と楽しみながら販売することもできます。(思ったより上がらなかった・・・ということも当然ありますが)
中古品もジャンク品もOK。
セットにしたり、セットをばらしたりハンドメイド品を売ったりなど、自分のアイディアでいろいろな物を売る自由度がAmazonに比べたらダントツにあります。
あとはAmazonと比べてアカウントが一発退場!しにくいってところでしょうか。
知財違反やアダルト系の違反を何回も繰り返すと、さすがにダメですが(;^_^A
注意メールが来たら、二度と違反しないように気を付けて繰り返さなければ大丈夫(なことが多いです)。
最近はebayっていうよりpaypalで永久サスペンドっていうのをよく聞きますね・・・。
現在のebayでは日本人セラーが使える決済方法がpaypal一択なので、paypalがダメになってしまうと大ダメージを受けます。
(しかも理由がわからないことが多いとか・・・怖い)
ebayのメリットとしてあげられるのは他に・・・あ、あった。
常連さんを作ることができる。リピーター戦略が使えるってところです。
ebayは「ストア」といって楽天市場のようにebayの中に店舗を持つことができます。
セールを打てたり、顧客にメールを送ったり、クーポンを送ったり、まとめ買いを促したり、といろいろとアプローチができるんですね。
よくebayって「最安値で出してるのに、自分からじゃなくて他のちょっと高いセラーから買われる」
ってことがあるんですが、これはバイヤーがいろいろと工夫して、リピーターに自分のストアから買ってくれるように仕向けてるんだと思います。
こういうことはAmazonは基本的にはできないですね。
Amazon輸出のデメリット
ebay輸出のメリット=Amazon輸出のデメリット
ebayのように自由になんでも出品!
というわけにはいきません。
日本のAmazonで販売していて、アメリカのAmazonで販売されていないような商品であれば、ASINをアメリカでも登録すればいいだけなので、そんなに手間じゃないですが、日本のAmazonでも誰も販売していないような商品を出品したい場合、まずJANコードを取得するところから始まります。
JANコードを取得するためには費用が必要となります。
結構めんどい( ;∀;)
そしてASINがある商品はもれなく価格競争の争いに巻き込まれます(´;ω;`)
同じ写真、同じタイトルを使った、同じ商品であれば、価格しか比較するところがありませんよね。
人気のある商品、例えばガンプラなんかだと、ひとつのガンプラに200人近いセラーが出品していたこともありました。
$0.01を争う戦いを毎日繰り広げてましたよ。ツライ・・・。
さらにAmazonはAmazon自らがバイヤーなんです。
しかも最安値の販売者(笑)。
Amazon自体が販売してると、まず他のセラーが出品している商品は当然売れません。
(まぁセラーにある程度売らしておいて、データーがとれていけるとなったらAmazonが乗り出すという・・・おっとこれ以上言ったら消されるぜ^^;)
ebayは自ら売ることはありませんので、こういうことはないです。
そして一番大変なのはアカウントの維持。
平気で一発退場宣告してきます(;_;)
即死です。
知財違反にとっても厳しいんですが、まず「おめー知財違反してるぞ」ってメールが来ます。
時差の関係上、だいたいこの手のメールは朝。
起きてメールの確認して、Amazonからだと「きやがった・・・」って緊張する感じでしたね。
その後は迅速に「業務改善」の報告をAmazonに送らなければいけません。
(これも大変)
でそれが受理されて「二度とすんなよ」って許されるまでは販売することもできず、資金も留保されるという責め苦を味わいます。(許されるまでの期間は業務が止まるので、売上金の支払いも伸びます。これがキツイ)
まだこの「謝って許してくれる」状態ならいいんですが、
問答無用一発退場
っていうのを食らうと本当にアウトで。
Amazonに泣きついても、どれだけメールを送ってもダメになります。
売上金は取り上げられるまではいきませんが、90日間留保されます。
理由は「返品があったときのため」にお金を抑えられてしまうわけです。
(むちゃくちゃキツい)
ebay輸出のデメリット
ebay輸出のデメリットはAmazonに比べて手間がかかるってことですね。
写真や説明文は自分で用意しなけりゃいけない。
最初は10品 $500という販売の制限があるので、なんでもバカスカ販売することはできません。
なんで?って感じですが、これは購入者を守るための措置のようです。
まだあまり販売に慣れていない、信用もない販売者では無用のトラブルを起こしやすいと考えられているのでまぁ仕方ないかなと。
あと出品するのに出品手数料が必要なので(Amazonはなし)、Amazonみたいに「なんでも出しとけ」と考えなしに出品すると手数料がかさんじゃいます。
Amazon輸出を辞めてebay輸出に転向した私の話
Amazonもebayもどちらもいいところ、悪いところがあります。
元々私はAmazon輸出をやってました。
それまでいろんな副業に手を出してはうまくいかなかったんですが、やっとそれなりにうまくいったんですね。
こちらでも書いてますけど。
でこの頃、ノウハウが世に出回ったというかAmazon無在庫輸出をする人が急激に増えまして。
この頃、無在庫で月1,000万以上売り上げてたんですけど、利益はうすうすで還付金頼みなところがありました。
あ、還付金っていうのは輸出特有のものなんですが「輸出に関わる消費税は申請すれば還付される」
要するにお金が戻ってくるんですよ。
売上が大きければそれなりに還付金は戻ってきます。
だからこの頃のAmazon無在庫輸出は、還付金頼みなところがありました。
ヒヤヒヤしながら毎日を過ごしながら「このままじゃヤバイ」と他の物販を模索し始めてたんですね。
そしてそんなヒヤヒヤな毎日も終わりを告げるときが来ました。
アカウント凍結
「ギャー!」
でしたね(´;ω;`)
そのときアメリカ・カナダ・欧州五カ国のアカウントでAmazon輸出をしてたんですが、まず欧州アカウントが5つとも止まりました。
理由は「知財違反」一発退場です。
どこのメーカーかと教えますと「オムロン」です。
まぁこのメーカーは出品したらダメだって有名なところだったんですが、チェックが漏れちゃったんですね^^;
なにせ10万点ぐらい出品をしていたのでって言い訳ですけれどね・・・。
朝Amazonからのメールを見て、凍り付きました。
「え?なに?どゆこと?」
いつもの知財違反であったら「業務改善」のメールをすれば時間はかかっても販売できたのに、もう二度と販売できないってなっちゃったんです。
アカウントを再作成すればいいじゃん!
って思われるかもしれませんが、これも大変なんですよ。
パソコンを変えて、IPアドレスも変えて、クレジットカードも変えて・・・ってまるっと他人にならなきゃいけない。
やろうと思ったらできたんですが・・・ふと思ったんですよね。
「そこまで手間とお金をかけて、またやるべきなのか」って。
そうこうしているうちに、アメリカとカナダのアカウントも凍結されました。
Amazonの恐ろしいところはここで、ひとつのアカウントが締結されると他も止まっちゃうというか・・・連帯責任みたいな感じで他のアカウントにも影響が出るんです(ebayはあまり聞かないです)。
このとき数百万円あった売上金は留保。
90日間手元にこない。
全て商品はクレジットカードで購入していたのですが、カードの引き落としに間に合わない!
がーん!
・・・手持ちのお金をかき集めて、自分のお金も出してなんとかなりましたが・・・。
頭はクラクラするし吐き気はするし・・・。
もう・・・なにこれ?地獄?
それからAmazonとはきっぱり離別してebayに猛進しました。
もうebayやるしかなかったんです。
まさしく背水の陣。
結論:無在庫ならebay輸出が稼ぎやすい
Amazonには圧倒的な販売力というメリットがあります。
FBAを使った有在庫で販売するなら、まだまだ利益を上げられるプラットフォームだと思います。
無在庫だと・・・Amazonは相当厳しいと思います(;^_^A
撤退している人もよく見かけます(私を含め)。
よほど上流仕入れ(メーカーとかいい卸とか)ができて価格で他のセラーより勝てる、とかOEMで自分の商品があるというなら別ですが、単純転売であれば相当なトリッキーさが必要になると思います。
誰よりも安く出品できるか新しい価値を創造しない限り、Amazonでは勝てない。
アカウント停止に関してはAmazonの方が率は高いと思いますが、ebayもないわけではありません。
ただebayはカスタマーもお客さんも、Amazonよりは「優しい」「温かい」人が多い気がします。
お客さんからプレゼントもらったり、なんてAmazonではありえませんが、ebayのお客さんからはたまにもらえたりします。
(私、カードとかよくもらいます。キティグッズとか。(笑))
ちゃんと商品を選べば、まだまだ転売で稼ぐことができるプラットフォームだと思います。
参考にしてくださいね!
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